ご飯食べないのは病気?
厚生労働省の発表によると、親の約3割が「子供の好き嫌いが多い」、約4割が「子供の食べる量にむらがある」と悩んでいます。
子供がご飯を食べないと
親は「どうして食べないのか」不安を抱くでしょう。
しかし子供がご飯を食べないことに対して、イライラすることは逆効果です。
とはいえ、子供にご飯を食べてほしいと思うのは親心でしょう。
そこで今回は、「子供がご飯を食べない!」と悩む親のため、子供がご飯を食べない理由と対処法について解説します。
ご飯を食べない理由
子供がご飯を食べない理由は、体調不良や極度の好き嫌い(味蕾が発達しているため)、集中力の散漫などさまざまです。
下記では、子供がご飯を食べない理由について紹介します。
離乳食期は、子供にとってまだ慣れない食事です。
離乳食の進み方は子供によってそれぞれ異なるので、親はイライラせずに付き合ってあげましょう。
- 母乳がいい
- 体調不良
- 味や食感が気に入らない
- スプーンや皿などの食器が気に入らない(手で食べたい)
離乳食期にご飯を食べないのは、まだ「母乳のほうがいい!」という表れでしょう。
乳児は母乳やミルクを飲んで育つので、母乳を恋しがることもある。
また、味や食感が気に入らないという原因も考えられます。
特に離乳食は月齢ごとに食材の硬さや味の濃さや食べてもよい食材が異なるので、子供の成長にあった食事を心がけましょう。
また離乳食期の子供は、スプーンや食器にこだわりを持つこともあります。
「スプーンを変えてみたら急に食べるようになった」という子供も多いので、食べない場合は数種類のスプーンや食器を試してみてください。
もちろん、体調不良の場合もあります。
毎日の健康観察を怠らず、機嫌や体温、吐き戻しなどの普段と変化がないか観察するのも大切です。
それでも食べない時に重要なこと
離乳食期の子供がご飯を食べないときの対処法は、食事の調理方法と親の雰囲気づくりです。
ご飯が固すぎたり、粒が残っていると、嫌がる子供がいます。
食材を細かくする・柔らかく煮たりして試してみましょう。
また味付けが単調だと飽きてしまうので、出汁を変えてみるなど工夫してみてください。
そして、子供がご飯を食べない対処法には、親の雰囲気も大切です。(話ができない分、親の表情や忙しそう・疲れている雰囲気にかなり反応します)
食べないことに苛立つ気持ちはわかりますが、イライラは子供に伝わります。
楽しい食卓を意識し、親は笑顔で接しましょう。
子供が少食・偏食について
たくさん食べる子供もいれば、少食や偏食の子供もいます。
理由や対処法を知ることで、食事との向き合い方を理解できるでしょう。
- 少食・偏食の理由
- 少食・偏食の対処法
1.少食・偏食の理由
- 体質
- お菓子の食べすぎ
- 運動不足
- 生活習慣の乱れ
- アレルギー
- 匂いや食感、味を受け付けない
- 食べて嫌な経験をしたことがある
- 親が偏食
- こだわり
2.少食・偏食の対処法
子供の様子を観察することで、原因がはっきりするでしょう。
話せる場合は、子供としっかり話し合う時間を設けるのもおすすめです。
しかし、少食や偏食は大きくなるにつれて緩和されていく場合もあります。
どうしても食べない場合は焦らず、無理に食べさせる必要もありません。
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